お客さまから頼りにされる技術者へと成長する

LSI設計

論理回路/デジタル回路設計・検証

静岡大学 工学部 電子物質科学科
2019年 新卒入社

入社を決めた理由

大学では物質に関する分野を専攻し、半導体の研究などを行っていました。就職活動では業界や業種を限定せずにいろんな企業について調べていたところ、大学主催の企業説明会で三栄ハイテックスを知りました。その際に説明していた業務内容や話者の先輩社員の話が面白く、その場でインターンシップに参加することを決意しました。
私が就職先として重視していたのは、仕事内容よりも職場の雰囲気でした。その点、インターンシップでは社員の皆さんにとてもやさしく接していただき、私の緊張をやわらげようという心遣いにとても感激したことを覚えています。また、チームで課題解決に取り組むプログラムを通じて、みんなの力を合わせてひとつの答えを作り出す楽しさを知りました。大学で回路設計について勉強していたこともあったので、学んだことを生かしつつ同僚を尊重し合う職場で働くことに魅力を感じ、入社を志望しました。

現在の仕事内容

ビデオ伝送系のIC設計と検証を担当しています。入社4年目となり、当初は先輩社員の業務サポートが中心でしたが、現在は設計から検証まで一連の流れを担当しています。
ブロック単位で案件を任せられるのは責任を伴いますが、その分やりがいも感じられます。特に、私が設計した回路がお客さまの希望する仕様通りに稼働したときの達成感はひとしおです。ひとつの回路は、お客さまとの綿密なコミュニケーションや技術者としての試行錯誤のたまものであり、お客さまから「問題なく動いています」という言葉をもらえるとすべてが報われた気持ちになります。
業界内では新たなトレンドや技術が生まれ続けており、これからもお客さまのご期待に応えるためには、新たな知識や情報を取得することが必要です。そのため、部署内で新技術について学習したり、インターネットを使って業界の潮流を把握したりすることも、大事な仕事のひとつと言えます。

今後の目標

現在は先輩社員のサポートを受けながらブロック単位の設計・検証を行っていますが、自身の力で一通りの仕事をやりきれるようになりたいです。そのためには、技術者としてもう一回り成長する必要があります。回路設計時には表面的な部分に目が行きがちで、その奥にひそむ問題やリスクを見落としがちなため、より思慮深く考える習慣やポイントに気付こうとする意識を養っていきたいです。
お客さまと接する際にも、自身が設計したプランやその背景にある考えをしっかりと打ち出せるようになりたいです。仕事を通じて達成したいことは“お客さまの満足”。依頼事項だけでなく、気付いていない課題もくみ上げ、自信を持ってお客さまにとっての最善策を提案できる技術者を目指します。
まだまだ学ぶべきことの多い私にとって、親身に指導してくれる先輩社員たちは心強い存在です。雰囲気のよい職場環境のなかで、これからも一歩一歩成長していきたいです。

MESSAGE 学生へのアドバイス

社会に出て実感するのは、学生時代はやりたいことに没頭できる貴重な時間だったということ。私は勉強だけでなく、アルバイトにも力を入れて取り組みました。飲食店で同僚と一緒にお客さまに満足いただけるよう働いた日々は、社会人として働くうえでの前準備であり自信にもなりました。学生の皆さんには、やりたいことがあれば積極的にチャレンジして、いろんな知識や感覚を吸収してみてください。
※2022年11月時点での情報です。

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