新たな事業につながる技術を獲得する

研究開発

名古屋大学大学院 理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻
2019年 新卒入社

入社を決めた理由

私は学生時代宇宙物理学を専攻しており、三栄ハイテックスの業務とは異なる分野を学んでいました。ただ、就職活動にて企業研究を進めていく中で「社員研修に力を入れている企業」だと知り興味を持ちました。

入社の決め手になったのは、インターンシップに参加したときの経験です。当時は学生複数人でチームを組んで音響システムを完成させる、といった内容でした。システムに新しい機能を実装するという課題で悩んでいるチームがあると、正解をただ教えるのではなく、指導役の先輩が一緒になって問題点の洗い出しや解決方法を考えてくださる、といったことがありました。また、休憩時間中に年代の違う社員の方々がコミュニケーションをとる様子を見て、非常に距離が近いと感じました。

このような社内の雰囲気から「とても働きやすそうな企業」という印象を受け入社を決めました。

現在の仕事内容

入社4年目となる現在は、R&Dグループで進めている研究開発と、入社1年目の社員に対して行う導入研修の管理運営を担当しています。

研究開発では新たな事業につながりそうな技術、特に画像認識に関連したものについて、書籍や論文、ウェブページ等を用いて、何がどこまでできるのか調査することが多いです。やりたい事柄に対して良いものが見つからない場合は、既存の物を改変したり、一から考えたりすることもあります。

導入研修では、各種打ち合わせのセッティングや時間割の調整、機材トラブルの対処等の裏方的なことを始めとして、前に立って実際に講義を行うこともあります。この導入研修を通して新入社員のみなさんは自分の興味や適正のある分野が何かを考え配属先を決めることになるので、その助けになれればと思い運営を行っています。

今後の目標

今後取り組みたいのは、プログラミングスキルの向上です。

研究開発では、他者が作ったプログラムをベースに私たちの環境に合わせて改変する、といった作業をよく行います。この作業が早く終われば、より多くの実験を早くすることが可能ですし、直感的に使いやすいGUIまで実装することができれば、自分だけでなく他の方に手伝ってもらう場合でもすぐに実験を始めることができます。もし一からプログラムを書くのであれば、当然早ければ早いほど良いです。

このような理由から、どんな研究開発の場面であっても役に立つプログラミングスキル全般、現在はそのなかでも特にGUI関係の技術について高めたいと考えています。
※2022年9月時点での情報です。

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