私のアップデート

2023.7.31

社員紹介

半導体業界やAI業界は、日進月歩で技術が進化する世界です。エンジニアたちはその進化スピードに追いつくため、常に自己成長を欠かすことができません。新しい知識やスキルを学び、自らをアップデートするリスキリングが、業界内で話題を集めています。今回は、三栄ハイテックスのエンジニアが挑戦したアップデートについてご紹介します。

プロフィール紹介

Iさん IoTシステム開発 係長[2006年 中途入社]

2006年に中途入社し、インフラエンジニアリングを担当。その後、IoTシステム開発部門へ移動し、現在は係長として活躍中。

エンジニアとして新しい注目領域に飛び込んだ経験

三栄ハイテックスに入社してから15年以上がたちました。振り返ってみると、これまでさまざまなアップデートを経験し、新たな分野の知識やスキルを習得し、ビジネスパーソンとして新たな考えを取り入れる機会に恵まれました。

私がエンジニアとしてのアップデートに取り組んだ中でも特に注目すべきは、AWS(クラウドサービス)への挑戦です。入社当初はインフラ領域のエンジニアでした。2010年代前半の時点では、クラウドサービスは日本ではまだ普及しておらず、関連知識も限られていました。そのような中、私は独学でクラウドについての勉強を始めました。

サーバー機材を保有せず、即時にサーバーリソースを利用できる概念に魅了され、好奇心先行で情報を集めました。プライベートの時間を利用してインターネットでこつこつと情報を集めました。知れば知るほど「これからはクラウドの時代になるはずだ」と可能性の大きさを実感したことを覚えています。

ちょうどその頃、クラウドを扱う案件が発生し、部内で担当者を募る機会がありました。私は習得した知識をいかしたいと思って立候補し、幸運にもそのチャンスをつかむことができました。お客さまにとっても初めてのクラウド挑戦でしたが、私たちは手探りの中で協力しながら開発に取り組み、結果として現在も運用されているクラウドサービスの基礎を築くことができました。

それまでは社内向けインフラの構築案件に多く従事していましたが、エンドユーザー向けのサービス開発はまた違った達成感がありました。より多くの人々に利用しもらうことの喜びを知ることができ、新たな分野を学ぶことが私にとっての成長の源泉となりました。

決断と成長の軌跡 - マネージャーとエンジニアの二刀流

近年、私のキャリアに大きな転機が訪れました。エンジニアとしての道を進み続けることに心を打ち込んできた私に、IoTシステム部門の係長としてのポジションが提案されました。三栄ハイテックスの発展には優れた管理職が必要とされる中、この申し出には迷いがありましたが、挑戦を受け入れることにしました。
10年以上にわたり積み上げてきたエンジニアリングの知識と技術を、新たなマネージャーの役割にいかし、部下6人を引き受けました。彼らのエンジニアとしての成長とスキル向上をサポートするために、私は経験に基づいたアドバイスを惜しみなく提供しています。

一方で、自分の専門外の分野に関わるメンバーには、その分野に精通するエンジニアを紹介するなど柔軟なアプローチを取りました。リーダーシップとしての役割だけでなく、各メンバーの立場に立って、最適な教育方法やアドバイスを模索することは、これまでの経験にない挑戦でした。

お客さまに貢献するためには、チーム全体が一丸となって取り組むことが重要だと気付きました。私の担当案件だけでなく、部下たちのニーズにも配慮する意識改革が、ここ数年の大きな成長です。

「働き方改革」は社会全体を包む重要なテーマであり、私自身も管理職として真剣に向き合っています。職場環境を改善し、仕事とプライベートの充実を両立させるため、他部門のリーダーとの交流を通じて新しいアイデアを取り入れました。特に印象に残ったのは「リーダーが率先して残業せずに退社する」という姿勢でした。仕事に没頭するあまりついつい残業してしまいますが、メンバーが仕事とプライベートを切り替えやすい環境づくりのため、このアイデアを参考にしたいと思っています。働き方については常にアップデートし、改善していく意識を持ち続けています。

三栄ハイテックスのエンジニアとして、節目節目で新たな分野に挑戦したり、前例のないアプローチを取り入れたりする経験は、私の成長を大いに後押ししてくれました。これからも私は、メンバーたちに一つの考えを突き詰めるだけではたどり着けない新たな世界を見せたいと思っています。そのために大切にしているのは、マネージャーとして奮闘する姿を通じて仕事の楽しさややりがいを伝えることです。自分の考えを押しつけるのではなく、働く姿勢を通じて「私にもできるかもしれない」「将来はマネージャーになってみたい」と思う若手エンジニアが1人でも多く現れてくれたらうれしいですね。