アナログ回路設計部門を他部門視点でご紹介

2022.7.1

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周りからはどう見える?アナログ回路設計部門を他部門視点でご紹介!

半導体の設計に携わる「アナログ回路設計部門」のスタッフたちは、日々さまざまな部門と関わりを持ちながら働いています。それはともに設計業務を進める人々であったり、業務サポートの担当であったりとさまざまです。

今回は、他部門から見たアナログ回路設計スタッフの特徴についてお伝えしていきます。

アナログ回路設計部門と関わる部門

レイアウト設計・検証
回路設計の初期段階である「実現性検討」から設計完了となる「テープアウト(TapeOut:データ出し)」まで、アナログ回路設計部門と連携しながら設計を進めています。より良い製品を設計するため、互いに意見・提案を出し合い顧客が本当に求めるものを創り上げていきます。
営業
アナログ回路設計部門と顧客とを結ぶ大切な橋渡し役です。部門内のヒューマンリソース等の状況を確認しながら案件を調整し、エンジニアとも開発の近況や進捗についての連絡を密に取り合っています。
業務経理課
アナログ回路設計部門が顧客と案件契約を結ぶ際に各種契約書の処理をサポートします。契約書の内容はさまざまで、見積書や請求書といった売り上げにかかる個別契約書から、秘密保持契約書等の専門的なものまで対応しています。
業務用PC や設計用ワークステーション、ネットワーク機器といった、アナログ回路設計部門が業務で使用する機器の導入・メンテナンス等を行います。近年その重要性が増してきている、セキュリティ運用に関する相談や問合せにも対応します。

アナログ回路設計部門はどんなところ?

業務で関わりを持つ人々にアナログ回路設計部門のイメージを聞くと、さまざまな声が寄せられました。その回答から、同部門のスタッフの人柄や雰囲気が浮かび上がってきました。

人柄について

レイアウト設計・検証からの視点
  • 「より良い回路を創りたい」という思いから、テープアウトとなる直前まで改良を続けた妥協を許さない熱意あるエンジニアと取り組んだ案件は印象的です。
  • 物事を論理的に展開でき周囲をうまく納得させるクールさがあります。また、専門知識が要求される部門のため、常に業界のトレンドにアンテナを張りながら自分自身のスキルをアップデートする勤勉さも持ち合わせています。

営業からの視点
  • 「アナログだから大ざっぱ、デジタルだから几帳面」といったイメージは感じません。アナログ回路設計部門のエンジニアの中にも、集中して黙々とこなす人もいれば気分転換を挟みつつ業務を進める人もおり、非常に個性豊かな部署という印象です。

スキルについて

レイアウト設計・検証からの視点
  • 「レイアウト視点での回路設計」ができることが強みです。回路設計者の意図が視覚的に伝わる、レイアウトの素子配置までイメージできる回路図の描き方をしてもらった経験はとても印象に残っています。
  • 精密性の高さが求められる部門ですが、時には大胆な発想も必要となってくるため、幅広いスキルを持つエンジニア集団だと感じることがあります。
営業からの視点
  • 顧客との打ち合わせに同席してもらうと、先方の現場部門とエンジニア同士の技術的な議論を有意義に進めてもらえるため毎回非常に頼もしく感じています。
  • 案件に対して「堅実にまっすぐ進めていく人」と「可能性を模索しながら進める人」、どちらのタイプもいます。どちらが上、というものではなく、どちらも在籍している多様さが強みになると思います。

アナログ部門の雰囲気について

営業からの視点
  • 同じフロアで勤務しているため、アナログ回路設計部門の営業担当としてエンジニアの方々とは気軽に声をかけあっています。

業務経理課からの視点
  • 各部門のエンジニアに共通しますが、社内規則の手順をしっかりと遵守いただいていると感じます。

情報システムからの視点
  • ルールを守って各種システムを運用くださっているため、とっぴな依頼をいただくことはありません。

WRITER’S EYE

ご協力いただいた各部門のお話から浮かび上がってきたのは、アナログ回路設計部門についての“想像通り”の人物像と、“想像以上”の人物像でした。
“想像通り”だったのは、社内のルールや手順をしっかり守る真面目な姿勢。さらに次工程の作業も考慮した回路設計をするなど、自分の仕事だけにとどまらず業務全体にとってメリットになることを率先して行う責任感の強さです。
一方で“想像以上”だと感じたのは、業務に対する“熱量”です。業界のトレンドの情報も積極的に収集し、自身の研鑽を怠らない姿勢には向上心の高さをうかがわせます。また、最後まで妥協せず回路設計に取り組んだというエピソードからは職人魂も感じました。
今回の取材で、強い責任感と高い向上心を併せ持った部門なのだと改めて思いました。
 
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LSI/半導体は省電力化と高性能化を実現し続け、さまざまな分野の技術革新を支えています。当社は、LSI/半導体設計技術を基盤にあらゆる産業分野や業界の技術に注視し、未来志向の企業としてグローバルな発展を目指しています。人工知能(AI)開発におけるアルゴリズム設計では、独自のノウハウでのニューラルネットワークを設計します。三栄ハイテックスにおけるエンジニアリングサービスは技術革新を担うものであり、当社が持続し拡大することで産業と技術革新の基盤に寄与します。また、目指す省電力システムにより、省エネルギー社会に貢献します。