新入社員が語る研修速報 2023

2023.6.30

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社員教育

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三栄ハイテックスが実施している入社後の導入研修では、新入社員がエンジニアとしてキャリアをスタートするために必要な知識や教養を学びます。“三栄ハイテックスのエンジニア”として活躍するための基礎を築くプログラムは、新入社員にどのような刺激や発見をもたらしているのでしょうか。今回は、研修の真っただ中にいる新入社員に、得られた知識や感想などを語り合ってもらいます。

座談会 参加メンバー

O.M.さん [2023年 新卒入社]
法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科 卒業

N.K.さん [2023年 新卒入社]
静岡大学大学院 総合科学技術研究科 工学専攻 電気電子工学コース 修了

Y.K.さん [2023年 新卒入社]
関西大学 システム理工学部 電気電子情報工学科 卒業

不安や疑問を解消する、新入社員に寄り添った研修プログラム

当社では、新入社員の不安や疑問を解消し、円滑な職場適応を支援するため、新入社員に寄り添った研修プログラムを提供しています。導入研修では、専門知識の習得だけでなく、コミュニケーション能力やチームワークの構築、業務の効率化など、実践的なスキルの向上にも焦点を当てています。また、研修期間中は講師が新入社員の質問や悩みに対応し、個別にサポートをしています。当社は、新入社員の成長を最優先に考え、彼らが自信を持って仕事に取り組めるような環境を整えています。
Y.K.さん
現在、入社から6カ月間の導入研修(新人研修)に取り組んでいます。大学では電気電子を専攻していたので、LSI・半導体の基礎講座については親しみがありつつも、日々新たな知識を学んでいます。導入研修では、人工知能(AI)をテーマにしたプログラムに取り組んでいます。具体的には、人工知能を軸としたシステムで、センサーやモーターなどの出力装置との連携を実現する仕組みの構築を目指しています。

N.K.さん
人工知能は今後の社会において不可欠な存在となるため、現在はその基礎を広く理解しようと努力しています。エンジニアとしてのスキルに関連する講座だけでなく、ビジネスマナーも並行して学べることが印象的です。入社前に想像していたよりも、ビジネスマナーを重視する会社だと感じました。研修では、社会人として必要なあいさつやメールの作成方法などを指導してもらえるので、先輩エンジニアとのやりとりでも、しっかりとした応対ができるよう意識しています。

O.M.さん
研修ではメンタルヘルスの重要性についても教えてもらっています。エンジニアとして着実に成長し、長期にわたって第一線で能力を発揮し続けるためには、過度な悩みを抱えずに考える思考回路や、適切にリフレッシュすることでメンタル不調を予防する意識を持つ必要があると聞いています。ビジネスマナーと同様に、エンジニアとしての基盤づくりがしっかりと行われていると実感しています。

N.K.さん
驚いたことの1つは、Windowsの基本的な知識や操作方法を再確認できたことです。研修では基礎を分かりやすく教えてくれるため、不安な箇所を整理することができ、その後の研修にスムーズに入ることができました。社会人として当たり前とされる知識でも、新入社員にとってはまだ当たり前になっていない部分もありますので、丁寧に指導してくださる姿勢は、社会人1年生としては非常にうれしいです。

O.M.さん
私も基本からしっかりと学べる研修プログラムだと感じています。大学ではプログラミングを含むデジタル系の分野に触れていましたが、電気電子系に関してはまったくの初心者でした。「半導体」という単語さえも理解していませんでした。それでも、三栄ハイテックスへの入社を希望したのは、インターンシップに参加した際に採用担当者から「導入研修ではエンジニアの基礎知識から教えていく」という研修方針を聞いたからです。その言葉どおり、新入社員に合わせた研修内容が提供されており、安心して勉強することができています。

Y.K.さん
電気電子の知識がある立場からすると、研修では習熟度に応じて柔軟に指導を受けられる印象ですね。最初は「半導体」の概要から始まり、それからデータ分析や、意図した内容を伝えるためのニュアンスも学ぶことができます。知識を実際の手法に落とし込んで習得できれば、エンジニアとして同僚やお客さまと円滑に意思疎通を図れることができるでしょう。

講師や同期と円滑にコミュニケーションを図りやすい研修環境

講師や同期と円滑にコミュニケーションを図りやすい研修環境は、効果的な学習を促進するために重要な要素です。同期や講師との間での情報共有や意見交換が活発に行われ、知識やアイデアの相互の共有が促進されています。
Y.K.さん
講師の方々は講義の途中でも適度な区切りで「質問はありますか?」と尋ねてくれるため、疑問や不明な点を解消しながら進めることができていますね。講師の年齢層が20代後半が中心であるため、新入社員としては比較的近い立場の方々から学ぶことができるため、質問しやすさにもつながっていると感じます。

O.M.さん
質問のしやすさに加えて、チェックシートを活用して講義の理解度を把握できる点も成長を後押ししていると思います。講義を振り返ることで、自分の苦手な分野や想像以上に学習できている点が明確になります。課題が分かることで、予習や復習に取り組むことができるため、得意な分野と苦手な分野を含めて、全体的にエンジニアとしての基礎知識を向上させることができると確信しています。

N.K.さん
社会人になると、研修は緊張感のあるなかで行われると想像していました。しかし、実際の研修では講師の皆さんが話しかけやすい雰囲気を作り、いつでも質問ができる安心感を提供してくれています。講義の合間や休憩時間には同期ともコミュニケーションを取ることができるため、とても楽しい気持ちで研修に取り組むことができています。

Y.K.さん
同期とともにチームでカリキュラムに挑戦するなど、一体感をもって研修に臨んでいます。そのような環境で「一人じゃない」という感覚があり、勇気づけられています。同期の中にはそれぞれ得意な分野があり、私の苦手なところを同期に教えてもらっています。

O.M.さん
研修室は、まるで大学の研究室のような雰囲気です。研修中は集中して講義やプログラムに取り組み、休憩に入ると和気あいあいと談笑しています。研修外でも回路やプログラミングなど、お互いの得意分野を教え合っています。同期はエンジニアとして前向きに成長していくうえで支えとなる大切な存在になっています。また、研修が終わればプライベートの時間もしっかりと確保できるので、メリハリのある日々を送ることができています。

研修をファーストステップに、一人前のエンジニアを目指していく

研修を最初のステップとして、新入社員が一人前のエンジニアを目指して成長していくことを目的としています。研修期間中、新入社員は基礎的な知識とスキルを習得していきます。専門分野に特化した講師陣が指導し、新入社員が自己成長を達成するためのサポートをします。
N.K.さん
入社前は、とにかくなにか一つ得意分野を見つけたいと思っていました。しかし、研修で回路設計やプログラミング、レイアウトなど幅広く学んでいくうちに、将来的にはあらゆる分野に精通しながら、自分の得意なことを生かせる高水準な技術者になりたいという思いが芽生えました。

Y.K.さん
私も入社時は大学で学んできたことに自信がもてませんでした。研修を通じて新たな知識を学び、同期に分からない分野を教えるなかで、自分自身が活躍する道筋が見えてきた気がします。研修は入社後6カ月間の導入研修と、配属後さらに6カ月間の配属後研修が行われるので、エンジニアとしての基盤と自信を築いていくことができると思います。

O.M.さん
大学生の頃は無関係だと思っていた知識同士が、研修を通じてつながっていくことに面白さを感じています。自分の得意分野や苦手分野を含め、幅広い知識を総合的に学んでいくことで、オールラウンダーの技術者になる可能性を感じています。自分に対する期待感をもちながら、今後もあらゆる分野を深く突き詰めていきたいと思います。