こんな人が開発しています!|入社3年目のエンジニアが切り拓くメタバースの世界

2024.12.2

社員紹介

三栄ハイテックスは、LSI設計を基幹事業としながら、新しい技術分野への挑戦を続ける企業です。今回は、「メタバースアプリ開発プロジェクト」で活躍する入社3年目の若手エンジニアをご紹介します。挑戦を楽しむ姿を通じて、三栄ハイテックスの魅力や働く環境をお届けします。
Iさん(研究開発職/2022年 新卒入社)
千葉大学 工学部 電気電子工学科 卒業

”ものづくり”の原点は趣味の音楽から

Iさんは現在、R&D部門に所属し、新たな技術に挑戦する入社3年目の若手エンジニアです。山梨県出身で、千葉大学 工学部 電気電子工学科を卒業後、2022年に三栄ハイテックスに新卒で入社しました。

「ものづくりに興味を持ち始めたのは、ギターがきっかけです。改造を通して電気回路に触れたことから、“自分の手で何かを作る楽しさ”を実感しました。その流れで、大学進学で電気電子工学科を専攻し、この道に進むことに決めました。」

学生時代、Iさんは「自分が学んだ回路設計の知識をいかしたい」と考え、三栄ハイテックスへの入社を決意しました。さらに、三栄ハイテックスのフランクで柔らかい雰囲気にも魅力を感じたと言います。
「研究室のように、気軽に相談し合える環境が自分に合っていると感じました。おかげで、自分らしく働けています。」

幅広い技術を学べる研修で、基礎を徹底的に強化

入社後は半年間の導入研修を受け、技術の基礎をしっかりと習得しました。電気電子分野に加えて、ソフトウエアや設計全般にわたる幅広いスキルを学ぶ機会が得られたといいます。

「社会人としての基礎からエンジニアとしての技術まで、体系的に学べる環境が整っているのは、三栄ハイテックスの大きな特徴です。大学で学んだ知識をさらに深めつつ、新しい分野への挑戦も始められました。」

メタバースアプリ開発プロジェクトへの挑戦

配属前の面談で「メタバース開発」の話を聞き、Iさんはすぐに興味を持ちました。仮想空間を構築する技術として注目を集めるメタバース。このプロジェクトは立ち上がったばかりで、会社としても新分野での挑戦でした。三栄ハイテックスとしても新たな分野への挑戦であるこのプロジェクトに携われる機会は、Iさんにとっても挑戦でした。
「ちょうどソフトウエア開発に興味を持ち始めたタイミングだったこともあり、ぜひ挑戦してみたいと思いました。未知の分野に携われるワクワク感が大きかったです。」

Unityを使った開発の日々

現在、IさんはUnityというゲーム開発用プラットフォームを使いながら、メタバース空間やアプリケーションの開発を進めています。三栄ハイテックスとしても初の試みとなるこのプロジェクトでは、試行錯誤の連続です。

「既存の資産を活用してメタバース空間のプラットフォームやアプリを構築できないかと模索しながら進めています。Unityを使った開発は、完全に手探りの状態から始まりました。同じ経験を持つ先輩がいない分、自分たちで解決策を見つける必要があります。その分、成功したときの達成感は非常に大きいですね。」

Iさんは、動作するプログラムが完成したときの喜びや、新しい技術を学び取る楽しさを強調します。

「一から自分で形にしていく経験が、エンジニアとしての成長を後押ししてくれます。」

今後の展望

現在、開発中のメタバースアプリは、2024年8月に体験版をリリースしました。現在は、リリースした体験版の調整を進めています。

「このプロジェクトを通じて、視野が広がっただけでなく、新しい技術や手法への柔軟な対応力も身につきました。これからも自分のスキルをいかして、新たな価値を創出していきたいです」

MESSAGE 学生へのアドバイス

三栄ハイテックスは、若手でも最先端のプロジェクトに挑戦できる環境が整っています。メタバースのような新しい技術にも果敢に挑む風土があり、エンジニアとしての成長を後押ししてくれます。ここには、柔軟な発想で技術を形にできる環境があります。
大学や大学院で学んだ知識を実際の開発にいかしたい方は、ぜひ説明会にお越しください!

Iさんが開発中のアプリ

メタバース空間でのシミュレーション体験が可能に!シミュレーターツールの体験版
 
現在開発中の「ロボットシナリオシミュレータ」では、仮想空間でドローンの飛行をシミュレーションすることが可能です。2024年度内の完成に向けて進行中です!