育休経験者座談会

2022.12.21

会社紹介

社員紹介

三栄ハイテックスでは、社員の多様な働き方を後押ししています。今回は、育休経験者の方々に育休にまつわるエピソード、現在取り組む仕事と子育ての両立についての話を伺いました。

座談会 参加メンバー

N.T.さん(男性)
アナログ回路設計・検証
育休期間2021年11月~2022年1月
Y.M.さん(男性)
レイアウト設計・検証
育休期間2021年2月~2021年4月
T.S.さん(女性)
Webシステム開発
育休期間2008年6月~2009年7月
S.A.さん(女性)
総務
育休期間2017年5月~2018年4月/2019年10月~2021年2月
※女性社員は、産休期間を含みます。

育休取得以前の担当業務やワークスタイルを教えてください

N.T.さん
現職と同じで、アナログ回路の設計業務を担当していました。その当時の働き方といえば、いろいろなお客さまの依頼に応えるため、残業する日が続くことも。平日は朝早く起きて夜遅くに帰ることが多く、第1子の世話や家事に関しては妻に負担をかけてしまいました。

Y.M.さん
私も仕事中心の生活サイクルでしたね。仕事に力が入ってしまう性格なので、「お客さまのためにやれることはとことんやる」「スキルアップにつながるなら残業もいとわない」という気持ちで取り組んでいました。そんななかでも、新しい家族ができたら育休をとることを頭の片隅で考えていました。
T.S.さん
私は出産前と出産前で担当業務が変わっているんです。以前は論理回路設計を担当していました。朝が苦手な私にとって、遅い時間に出社できるフレックスタイム制のおかげで自分のリズムに合った働き方ができました。

S.A.さん
入社当時から現在まで総務を担当しています。会社に貢献したいという思いで今も変わらず仕事に取り組みつつ、出産や子育てといった節目を迎えています。

育休を取得したきっかけは?

N.T.さん
第1子の子育てに十分参加できなかった経験が、ずっと心残りでした。そこで第2子を授かったのをきっかけに、妻の負担軽減と家族との時間を増やしたいと思い育休を取得することを決めました。

T.S.さん
ご家族への思いがきっかけだったんですね。私は自分が育休を取るのが当たり前だと思っていました。当時の心境といえば保育園や復帰後の仕事といった不安なことが多く、同じ部門で働く子育て経験者の皆さんに、産休や育休の話を聞いて参考にしました。
S.A.さん
保育園の情報は本当にありがたいです。産休や育休を経験された方がいると、引き継ぎ資料の作り方や引き継ぎの手順も教えていただけるのでとても心強いです。

Y.M.さん
男性社員のなかだとまだ育休取得者は限られている印象でした。ただ、会社は育休の手続きや育休期間中の給与など気になる部分を親身に教えてくれますし、同僚のみんなも快く送り出してくれたので、心置きなく育児に励めました。

育休取得後の働き方や担当業務を教えてください

S.A.さん
私が子どものお迎え担当なので、17時30分までしか勤務できないのですが、周りの方が残った仕事を引き継いでくれるので、安心して子育てに気持ちを切り替えられています。無理して残業しなくてもいい体制や同僚の理解のおかげです。

N.T.さん
突発的に子どもの迎えが必要になっても快く送り出してくれるので、復帰後も安心して働けています。以前は同じ回路設計でも、残業するような規模が大きい案件を担当していましたが、現在は基本的に定時で完了する業務を担当してます。色んな働き方に理解のある会社の風土は、育休の経験を通して実感したところです。
T.S.さん
お迎えのために決まった時間に退社しなければいけなかったので、出産以前よりも効率よく働くようになりました。育休復帰後はテスト業務、アプリ開発といった新しい仕事を担当していて、日々刺激を受けながら効率性を高めている真っ最中ですね。ただ、没頭しすぎて周りから「迎えの時間だけど大丈夫?」と声掛けされることも(笑)。照れつつも、周りから気にかけてもらえていると実感し、なんだかうれしくなります。

Y.M.さん
私は復帰後も変わらずレイアウト設計を担当しています。以前は残業もいとわずがむしゃらに働きましたが、現在は残業もわずかで、会社近くに引っ越したこともあり家族との時間が増えました。私が希望するライフスタイルに配慮してくれていると感じています。

育休取得前後で仕事に対する考え方や、会社に対する印象に変化がありましたか?

N.T.さん
仕事と家庭はバランスが大事だと考えるようになりました。育休期間中に育児や家事の大変さと大切さを知り、誰かにまかせっきりにするのではなく、協力し合う気持ちを意識しています。復帰後も妻の負担を減らし、そして子どもに嫌われないために、特定の曜日は早く帰るなどメリハリをつけています(笑)。

Y.M.さん
子どもとの時間を増やすことで「パパ、嫌!」がなくなるといいですよね(笑)。私は第1子で育休を取ったので、私も妻も育児経験がないなか奮闘しました。Nさんと同じく、1人で育児は相当大変だと思います。
S.A.さん
三栄ハイテックスに入社してから2人の子どもを出産して感じるのは、子育てしやすい環境だということです。周囲の理解や心配りはもちろん、その日の子育て状況に合わせて出退勤時間を調整できるフレックスタイム制、5分刻みの勤務時間管理などの制度があるからこそ、出産・育児というライフキャリアの変化が訪れても働き続けられています。

T.S.さん
フレックスタイム制があるかないかで、子育てのしやすさは大きく変わりますね。仕事が忙しいときには早めに出勤できたり、早めに仕事が終わればお迎え時間を早めたり、「時間をどう有効活用するか」が、仕事も家庭も充実するためのキーポイントであるのは間違いないです。

今後の目標を教えてください

S.A.さん
上の子どもがもうすぐ小学生になるので、子育ての方法やサイクルは変化すると思います。フレックスタイム制を活用しながら、仕事と子育てを引き続き両立していきたいです。

N.T.さん
私も仕事と子育ての両立が直近の目標ですね。育休を通して、三栄ハイテックスが男性の多様な働き方をサポートしていることを知りました。制度や福利厚生を生かして、仕事も家庭も前向きに取り組んでいきます。

T.S.さん
私の家では子どもが中学生になったので、だんだんと手がかからなくなってきました。その分、担当しているアプリ開発のスキルアップにエネルギーを注ぎたいです。三栄ハイテックスは仕事に打ち込みやすい環境でもあるので、もっと知見を増やして、後輩の成長も後押しできることを目指します。

Y.M.さん
現状子育てにしっかりと取り組めているので、Tさんのように私も仕事のスキルアップにも比重を置けたらいいなと考えています。家族の幸せのため、仕事においてもぬかりなく専門職として成長し続けたいです。

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