夏季インターンシップからメタバースルーム利用が始まります！

三栄ハイテックスの研究開発部門では、新規技術開拓の一環としてメタバースの活用に取り組んでいます。

その技術を活用して、就職活動をされている学生の皆さんを対象に、当社の事業紹介や先輩社員との交流ができる空間を制作しました。今年度の夏季インターンシップから利用を開始する予定です。
実際にみなさんに体験いただけるよう、準備を進めています。

メタバースとは、オンライン上に作成される仮想空間です。メタバースの中では、アバターという自分の分身を通じて、同じ空間にいる人とさまざまなコミュニケーションを行うことができます。ここ2、3年でメタバースは大きな注目を浴び、参入する企業も増加し、さまざまなイベントがメタバース上で開催されています。

総務省の白書（令和4年度版）によると、メタバースの世界市場は2030年には78兆8705億円になると予測され、市場の拡大が期待されています。（参照：https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd236a00.html）

当社はこの市場のニーズに合わせて、新規事業の展開に積極的に取り組んでおり、メタバースの市場拡大に伴って需要が高まっていく3Dアバターの創作サービスに注力しています。
メタバースにおいてアバターは自身を投影し、個性を表現する重要な要素です。
当社の研究開発部門では、3Dアバターのデザインから環境の構築、品質確認までをカバーする総合的な創作サービスを提供します。人型や擬人化などさまざまなジャンルのデザインに対応します。また、3Dアバターの操作環境の構築や、実際のメタバースを模擬した空間でモデルの動きの確認など、品質確認までをカバーする総合的な創作サービスの展開を目指しています。

当社はVRMコンソーシアムの賛助会員であり、これまでに100体以上のVRMアバターを制作してきた実績があります。
※VRMは、人型の3Dアバター向けプラットフォーム非依存のファイル形式です。

また、COMPUTEX TAIPEI 2023では、創作サービスの紹介と共に、当社が制作したアバターを紹介するアプリを展示しました。このアプリはUnityというゲーム開発用のエンジンを使用して制作し、会場ではアプリを通じてアバターの着せ替えやモーションの確認などを体験いただきました。

今回、当社ではDOOR（※）というメタバースプラットフォームを使用し、当社の浜松本社にあるセミナールームを再現した空間（ルーム）を制作しました。
※DOORは、株式会社NTTコノキューが提供する仮想空間プラットフォームです
 

ルーム内では、当社の事業内容や実績を紹介しています。また、先輩社員のパーソナルムービーを視聴することや当社の研究開発部門が制作したVRM規格の3Dアバターの着せ替えを体験いただくこともできます。

さらに、実際にその場にいる先輩社員との直接的な交流も可能です。普段の業務の様子や就職活動に関する疑問など、なんでも質問してください。先輩社員からも参加者のみなさんに対して質問や対話を行い、お互いに交流することで、当社の魅力をより深く理解いただきたいと思います。

なお、本ルームへの入室に特別な機器は必要ありません。ウェブブラウザーを使用して、PCやスマートフォンから簡単にアクセスすることができます。VRヘッドセットなどの機器は必要ありませんので、気軽にご参加いただけます。
また、ルームの紹介動画も公開しておりますので、合わせてご覧いただけます。動画を通じて、ルーム内の雰囲気や機能、参加方法についてより具体的にご理解いただけるかと思います。
インターネット環境さえあれば、どなたでも手軽にルームにご参加いただけますので、ぜひお気軽にアクセスしてください。

当社ではメタバースの活用例として、就職活動をしている方々を対象に、事業紹介や先輩社員との交流の場を制作しました。この空間では、当社の事業紹介だけでなく、先輩社員への質問や対話を通じて、オンライン上でリアルに近い体験をしていただくことができます。メタバース空間での体験を通じて、当社の魅力をより理解していただけることを願っています。
メタバース空間での体験を通して、当社の事業や文化に触れ、ご自身のキャリア形成に役立つ貴重な経験をしていただけることでしょう。当社のインターンシップへのご参加を心よりお待ちしております。
また、今後も当社をメタバース上に再現した会社見学や、新たな技術の展示など、メタバースの活用に積極的に取り組んでいく予定ですので、お楽しみにしていてください！